龍馬
りゅうば りゅうま りゅうめ
たつのうま
容姿・特徴
顔は竜 体は馬
または、馬の形の竜
出典
大唐西域記 中国伝承
解説
「西域記」によると、屈支国の東の境にある城の、北の天祠の前に大きな竜池があり、そこで諸竜が形を変えて牝馬と交わり竜馬を生ませた。 竜馬は始め制御しにくかったが、その子供の代でやっと馴れて乗ることができた。この国が、良き馬を多く産出するのはこのためである。」と書かれている。
同じようにして隋の煬帝の天子は渚中に牝馬をひき、龍種を求めたことがあるという。
また玄奘三蔵が乗った馬は竜が変化したものであり、竜馬であった。
中国では人徳の君主が君臨すると現れるとされる。日本でも聖徳太子の伝説に出てくる。
また、水から離れた龍は馬の形をとるともいわれる。
なお竜馬とは竜のように早く走る馬という意味から出た言葉でもある。この場合は、8尺4の寸長顎で額上に垂毛のある馬のことを言う。これが、後醍醐天皇の建武の新政の折に出現したといわれており、出雲の塩谷判官高貞がこれを朝廷に献上したことが「太平記」に記されている。
参考文献
世界未確認生物辞典(柏書房)
文責 : 真鶴
イラスト : ポポイ丸